Network Quality Estimator API、OpenType変数フォント、DOM要素からのメディアキャプチャ

特に明記していない限り、下記の変更はAndroid、Chrome OS、Linux、Mac、Windows用の最新のChrome ベータ版チャンネルに適用されます。

このリリースでは、クライアントのネットワークパフォーマンスメトリックを開発者に提供するようにAPIが拡張されました。開発者はAPIを使用して、現在の予想される往復時間とスループットを検査し、パフォーマンスの変更を通知できます。アプリケーションロジックを簡素化するために、APIは実際の接続がWiFiまたはイーサネットであっても、測定されたネットワークパフォーマンスをセルラー接続タイプ（2Gなど）として要約します。

OpenTypeフォントバリエーション

可変フォントを使用することで、ウェブ上のレスポンシブなデザインがタイポグラフィにまで広がります。

ストレッチ、スタイル、およびウェイトは、数値が許可されているそれぞれの更新されたCSSプロパティを使用して調整できます。font-variation-settingsCSSプロパティを使用すると、重量や幅などの変動軸パラメータの微調整が可能です。

DOM要素からのメディアキャプチャ

DOM Elements API のW3C Media Captureにより、サイトはHTMLMediaElements（つまり<video>および<audio>）から直接MediaStream形式でコンテンツをライブキャプチャすることができます。HTMLMediaElementsでcaptureStream（）メソッドを呼び出すと、WebRTCを使用してストリーミングされたコンテンツをリモートで記録したり、WebAudioで処理したり、さまざまな方法で操作することができます。